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危機的状況の中の希望:村上龍


外国人から感動の声続々、村上龍のニューヨーク・タイムズへの寄稿文
 
彼の言えば生々しい表現っていうのは広い視野で見て全て感じ取った上での鋭い表現なんだと思う。
 
 
以下抜粋:
私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」と。

今は逆のことが起きている。避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。東京も物や電力が不足している。生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。

だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。
 
原文
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581
The original text in English
http://www.nytimes.com/2011/03/17/opinion/17Murakami.html?_r=1

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